在宅ワークに疲れ「一人ワーケーション」を実践する人が増えています。ワーケーションとは、仕事(Work)と休暇(Vacation)を組み合わせた言葉。都会から少し離れたホテルで仕事をしつつ、日々の喧騒から逃れることで、リフレッシュ効果も得られます。
自然に囲まれたホテルや旅館で、ゆっくり一人の時間をとってみませんか?
今回は、一人ワーケーションで失敗しない宿選びや、1日の過ごし方を実践者が解説します。一人でワーケーションに行くことに抵抗や不安がある方はぜひ参考にしてみてください。
仕事環境が整ったホテルでワーケーションしたい方は、ぜひOtellの公式サイトを覗いてみてください!
仕事も遊びも思い通りに!一人ワーケーションとは
「ホテルの部屋で仕事をして、疲れたら温泉に浸かろう」
仕事もしつつ、身体も癒すことができるワーケーション。一人なら、仕事のスケジュールも遊びのスケジュールも全て自分で決められるので、気楽に過ごせます。
・自宅に家族がいて、在宅ワークが進まない
・コロナ疲れをリフレッシュしたい
・溜まった仕事を一気に消化したい
コロナ禍で上記のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?一人ワーケーションなら、羽を伸ばして休むことも、邪魔されずに仕事にひたすら集中することも可能です。ホテル滞在なら家事も必要なく、他のことに時間が取られることもありません。
一人ワーケーションで、自分の時間を自由に使って楽しみましょう。
失敗しない!一人ワーケーション向けの宿の選び方
一人でワーケーションを体験したいけど、どんな宿を予約すべきかわからないという人向けに、ワーケーション実践者が失敗しない選び方を解説します。
①目的を明確にして宿を選ぶ
②5日以上の長期滞在なら、コインランドリー・キッチン設備を確認
③WiFi環境が整っているか確認
一人ワーケーション向け宿選びのポイント①:目的を明確に
最適な宿を見つけるには、自分のワーケーションの目的を明確にすることが重要です。目的別に、宿を選ぶ際に見るべきポイントが変わってくるので、参考にしてみてください。
仕事がメインなら「部屋」や「ワークスペース」が整った宿を選ぶ

ワーケーション中6〜8割が仕事の時間になるのであれば、「部屋」と「ワークスペース」(ラウンジやロビーなど)をチェックしましょう。
チェックするポイントは主に以下の3つ。
・部屋にデスクと椅子はついているか
・部屋の雰囲気(清潔感・高級感)は好み?
・部屋以外で仕事ができるスペースは完備されているか
仕事をする上で、デスクや部屋の雰囲気はとても重要です。高級感がありすぎても落ち着かず、集中できない場合もあります。予約前に宿泊予定の部屋の写真などをチェックするといいでしょう。
また長時間仕事をする人は、部屋の他にワークスペースがある施設を選ぶのがおすすめです。部屋だけだと、飽きてしまって集中力が切れてしまうことがあります。仕事ができる環境やスペースが多ければ多いだけいいでしょう。
▼Otellワークスペースが充実している宿
エンゼルグランディア越後中里
ホテルフロラシオン那須
コンフォートイン東京六本木
リフレッシュ目的なら「温泉設備」があり、「自然」に囲まれた宿を選ぶ

仕事は1日3〜4時間程度で、あとはゆっくり休んでリフレッシュする時間に使いたいという人は、温泉や散歩ができそうな自然がある宿泊施設を選ぶのがおすすめです。
ただ、温泉付きの施設を選ぶのではなく、自分が求めている設備が整っているかも含めて確認しておくといいでしょう。
例)
・好きな時間に温泉に入れるのか?(早朝・深夜など)
・大浴場のみで、サウナは付いていない?(サウナ好きは確認必須)
・温泉の種類は複数あるのか?
また、日々の都会の喧騒に疲れ果ててしまっている人は、自然に囲まれた環境に身を置くだけで気持ちがリフレッシュできます。
一人ワーケーションのこの機会に自分の身体を労わり、気持ちを切り替えたい人はチェックしておきましょう。
▼Otell温泉が充実な宿プラン
鬼怒川パークホテルズ
ホテルサンシャイン鬼怒川
ラディソン成田
ベッセルイン千葉駅前
観光目的なら現地体験できる「グルメ」や「周辺施設」が充実した宿
ワーケーション中、施設内だけでなく現地をしっかり楽しみたい!一人旅好きの人は、グルメや周辺施設で現地体験ができる宿を選ぶのがおすすめです。
予約前に宿泊施設周辺に人気グルメ店や、アクティビティが楽しめる施設があるかどうかチェックしておきましょう。
お店と宿の距離も確認しておくと、宿選びに失敗がなく済みます。車がない場合は、宿泊施設から徒歩30分圏内でお店や施設を調べておくのが無難です。
せっかくのワーケーション、遠出するなら現地での体験も大事にしましょう。
▼周辺飲食店が充実した宿
サットンプレイスホテル上野
RAKO華乃井ホテル
一人ワーケーション向け宿選びのポイント②:長期滞在なら、ランドリー・キッチン設備を確認
5泊以上の長期滞在を予定するなら、ランドリーやキッチン設備を確認しておきましょう。
移動中一人で大荷物運ぶのは大変…。しかも、ワーケーションだと仕事用の荷物もあるので、なるべく最小限で持っていきたいという人が多いかと思います。
宿泊施設にランドリーがあれば、途中で洗濯することができるので、安心して必要最低限の荷物で滞在が可能です。施設内にランドリーがあるのか、ない場合は周辺施設にコインランドリーがあるか、確認しておきましょう。
また、長期滞在でもう一つ懸念されるのは外食です。「毎日外食するのはちょっと気が引ける…」「ワーケーション中もなるべく食費は抑えたい」という人は、冷蔵庫や電子レンジ、調理場も使えるキッチンもあると安心。
温泉宿やホテルよりも、ゲストハウスの方がキッチンが整っていることが多いです。
一人ワーケーション向け宿選びのポイント③:WiFi環境の確認
ワーケーション中、何より重要になるのがWiFi環境です。施設内にWiFiが通っているのか、電波は弱くないかどうかを事前に確認しておきたいところ。
ワーケーション実践者の筆者も、WiFi環境が確認できない宿を選んでしまい、仕事が全くできない失敗を経験したことがあります。
施設内にWiFiがなければ、ただのバケーションになってしまいます。自分のワーケーションに求めるポイントを全て抑えた上で、必ずWiFi環境の有無は確認しましょう。
一人ワーケーションの1日過ごし方
一人でどのようにワーケーションを楽しめるのか、参考に1日の過ごし方をご紹介。筆者の体験に基づいた一人ワーケーションの最適な過ごし方の例です。ぜひ参考にしてみてください。
【7:00】起床し、無料朝食を食べる
無料朝食が付いている宿を選べば、朝の時間を有効に使うことが可能。朝食時間は基本的に宿側で決められています。それに合わせて起きれば寝坊することもありません。
また、自分で朝食を準備して、片付ける作業がなくなり、その分ゆっくり仕事の準備ができます。
【9:00】部屋で、仕事開始
部屋にあるデスクで仕事を開始。プライベート空間なので、オンラインミーティングも気兼ねなく行えます。
【13:00】宿周辺の人気店でランチ
午前の仕事が終わり、部屋のベッドで少し横になって休憩。その後、観光名所近くの人気グルメ店でランチ。
【14:00】午後の仕事開始
午後はオンラインミーティングがなかったので、ラウンジで仕事を開始。
【17:00】早めに仕事を終わらせ、海辺を散歩
夕日が落ちるくらいのタイミングで海辺を散歩して、リフレッシュ。
【18:00】施設の温泉を楽しむ
ご飯前に温泉に入ってさっぱり。1日の疲れを温泉で癒します。
【19:00】施設内にあるレストランで夕食
温泉に入った後の外出が面倒だったので、ホテル内にあるレストランで夕食をすませる。浴衣のままでいられるので、気楽にご飯を楽しめます。
【22:00】就寝
普段は24時くらいに寝ることが多いが、温泉や夕食で身体が完全に休まったので早めに就寝。次の日の仕事にバッチリ備えることができます。
▼温泉付き・周辺施設が充実・朝食夕食営業ありの宿はこちら
犬吠埼ホテル
鬼怒川パークホテルズ
ホテルサンシャイン鬼怒川
▼Otell体験談はこちら
迷ったらここ!仕事もリフレッシュも満点のワーケーションとは?!【Otell体験記-RAKO華乃井ホテル】
▼ホテル紹介記事はこちら
「鬼怒川パークホテルズ」おすすめポイント5選!
「ホテルサンシャイン鬼怒川」おすすめポイント5選!
Otellで一人ワーケーション向け宿泊施設を見つけてみる
Otellは、一人ワーケーション向けに絞って宿やプランをご用意しています。
- 温泉付き・自然に囲まれた宿
- ワークスペースが充実した宿
- 周辺施設・飲食店がにぎわっている宿
など、ホテル一覧から目的別に宿が選べるようになりました。
さらに各宿のページには、アメニティ、朝食・夕食有無、ランドリーやキッチンなど詳細情報が記載されているので、事前に知りたい情報がすぐに確認できます。
Otellはワーケーション向けに特化し、仕事環境の基準を満たした施設のみを掲載。ワーケーションで1番重要なWiFiの環境確認もされた上で掲載しているので、「電波が届かなくて仕事ができなかった」という宿選びの失敗はありません。
月曜日〜金曜日の4泊5日プランをメインにご用意しているので、一人で数日こもって仕事をしたい方に最適です。
Otellは、箱根や那須高原、銚子など、都内から電車で約2時間以内の施設が充実しています。都会から少し離れた場所で、自由に一人時間を楽しみたい人は、ぜひ一人ワーケーションを試してみてください。

フリーランスWEBライター・編集者
2019年に住居を手放し、ホテル・ゲストハウス暮らしを始める。宿暮らしにハマり「無拠点女子」というブランドを立ち上げ、全国各地の宿泊宿や地域のPR活動を行う。年間約100以上の宿・ホテルに滞在。