ワーケーションで、仕事と休暇のバランスを取るのが難しいと感じている人もいるでしょう。事前にスケジュール組んでおけば、ワーケーションの成功率は高まります。
仕事のパフォーマンスを高め、休暇も楽しむことができるスケジュールの組み方を紹介します。また、実践者の例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
せっかくのワーケーション、スケジュールを組んで思う存分楽しみましょう。
ワーケーションのスケジュールを立てるメリットとは?
ワーケーションを成功させるには、事前にざっくりでもいいのでスケジュールを立てておくのがおすすめです。
スケジュールを立てておくと以下のメリットが得られます。
・仕事と遊びの時間を分けて、メリハリをつけられる
・遊びのスケジュールを入れることで、仕事のモチベーションにつながる
・スケジュールを立てられれば、会社に勤務日・時間帯を共有でき、円滑に仕事ができる
スケジュールを立てておけば「あそこも行っておけばよかった」「あの体験もできていない」という休暇の後悔も少なくなります。
また、テレワークで会社とのやりとりが多い方は、事前にスケジュールを立てて共有しておくのがおすすめ。休日に電話やミーティングが入らず、思い切り休みを楽しめるでしょう。
【初心者向け】ワーケーションのスケジュールを組む3つのポイント
どうやってスケジュールを立てればいいかわからない!という方に向けて、スケジュールを組む際の3つのポイントをご紹介します。
1.移動日も合わせて5日〜7日のスケジュールがおすすめ
ワーケーションは1〜2泊で行うより、余裕を持って5日〜7日間で行うのがおすすめ。
移動があるとどうしても体力や時間が奪われ、1日目と最終日はほとんど潰れてしまいます。移動日の2日間も考慮して日程を組むといいでしょう。
5日〜7日あればワーケーション中、「仕事日」と「休日」に分けて管理しやすくなります。
例)前半の3日は仕事、後半2日は休みの日など
1日の予定に仕事と休暇の予定を入れるのは難しいという方こそ、多めに日程をとっておきましょう。ワーケーションを長期で組めばそれだけ現地での時間を楽しめます。有給など上手に使ってなるべく5日以上でスケジュールを組みましょう。
2.アクティビティや遊びは、仕事の後に入れる
1日の予定の中に「仕事」と「遊び」を入れる場合は、必ず仕事の後に遊びを入れるスケジュールにしましょう。
遊び→仕事 という組み方をすると、迫る仕事の時間を気にして思う存分休暇を楽しめません。
また遊びを先に入れてしまうと、身体が遊び疲れてその後の仕事がままにならないこともあります。仕事の生産性も考えて予定の順序を決めましょう。
もし1日の予定に「仕事」と「遊び」を入れるなら
午前:仕事
午後:遊び、アクティビティ
と簡単に分けると過ごしやすいでしょう。
▼ワーケーション1日の過ごし方はこちらの記事を参考にしてみてください。
【最適な宿が見つかる】一人ワーケーションのすすめ・過ごし方を紹介
3.丸1日お休みをつくるとワーケーションの満足度がUP
ワーケーションのスケジュールで、丸1日お休みの日をつくると心に余裕ができて、満足度が増します。
例えば、5日間のワーケーションなら、折り返しの中日(3日目)か最終日(5日目)に休日を入れるのがおすすめです。
・重めの仕事が溜まっている:休憩目的で中日にお休みを入れる
・ワーケーションの達成感を感じたい:最終日にお休みを入れる
など、自分の目的などに合わせて休日をつくってみてください。
休日をつくることで、「明日のためにこの仕事を終わらせておこう!」と、現地での仕事のモチベーションも上がります。
休日をしっかり組み込むことで、よりワーケーションの効果を感じられるでしょう。
ワーケーション実践者のスケジュール例
ワーケーションを何度か実践した筆者のスケジュール例を紹介します。
実際どんな感じでスケジュールを立てているのか、自分ならどうやって立てるべきかをイメージしながら、参考にしてみてください。
5日間ワーケーションの場合
中日である3日目に丸1日休みをとったスケジュールです。
現地で出会った人と一緒にご飯を食べたりなどの予定変更は多少あります。午前は仕事、午後はゆるく仕事・遊びというざっくりとしたスケジュールは変わらず、調整がしやすいように組んでいます。
<1日目>
10:00 移動
12:00 ホテル近くでランチ
15:00 チェックイン
18:00 部屋にてオンラインミーティング
20:00 ホテルで夕食→温泉
<2日目>
7:00 起床→朝食
10:00 始業
15:00 ゆるく仕事(連絡対応のみ)
18:00 退勤→街散策→夕食
20:00 ホテルに戻って温泉
<3日目>休みの日
8:00 起床→朝食
9:00 軽いトレッキング(山登り)
12:00 ランチ:有名店でお蕎麦を食べる
14:00 ホテルとは別の日帰り温泉に
18:00 夕食
20:00 部屋に戻ってゆったり
<4日目>
7:00 起床→朝食
10:00 始業
15:00 ゆるく仕事(連絡対応のみ)
18:00 退勤→自然(湖)散策→夕食
20:00 ホテルに戻って温泉
<5日目>
7:00 起床→朝食
10:00 チェックアウト→ロビーで仕事
12:00 博物館見学→ロープウェイ
17:00 帰宅
まとめ:スケジュールを組んで充実したワーケーションに!
ワーケーションのスケジュールを組むことで、より仕事と休暇のメリハリもつけることができます。しっかりスケジュールをつくることで、仕事のモチベーションや生産性もぐんと上がるでしょう。
今回の記事のポイントをまとめると以下の通り
- ワーケーションは5日以上の日程で組む
- 移動日の2日間は、ほぼないと思って日程を組む
- アクティビティや遊びの予定は体力を使うことがあるので、仕事の後に入れる
- 丸1日休日の予定をつくる
- 後からでも調整しやすいようなスケジュールの組み方をする
Otellは、月曜日〜金曜日の4泊5日プランをメインにご用意。ワーケーションにはちょうどいい5日プランで、今回紹介したポイントもすぐに取り入れられます。
また、5日以上の延泊も可能。「もう少し長めに滞在したい」という時も柔軟に調整できるのは嬉しいですね。
しかし、事前にしっかりスケジュールを組んでも、宿泊環境が整っていないと意味がありません。
Otellではワーケーションに最適な仕事環境の基準を満たした施設のみを掲載しているので、宿選びの失敗はありません。
事前にスケジュールを組んで、後悔のないワーケーション体験をしてみてください!

フリーランスWEBライター・編集者
2019年に住居を手放し、ホテル・ゲストハウス暮らしを始める。宿暮らしにハマり「無拠点女子」というブランドを立ち上げ、全国各地の宿泊宿や地域のPR活動を行う。年間約100以上の宿・ホテルに滞在。